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溶接ひずみシミュレーションソフトウェア
ASU/WELD

Ver.5.0 新機能ご紹介

はじめに

弊社の溶接ひずみシミュレーションソフトウェアASU/WELD-Expressの新バージョン(Ver. 5.0)をリリースいたしました。新バージョンでは、GUIを刷新するとともに、新機能を追加することで、簡単かつ便利に、高速なシミュレーションが行えるようになりました。

ASU/WELD-Express Ver.5.0

ASU/WELD-Express Ver.5.0 主なアップデート内容

板厚中立面作成機能搭載(パートの板厚オフセット機能)

  • これまで板厚中立面で入力いただいていたパートに対し、設定板厚半分のオフセットを行う機能を搭載しました。
  • パートに入力面裏表設定をすることで、パート形状が自動的に中立面にオフセットされます。また、溶接面(表裏)や面外方向変位に影響する法線方向の確認・編集が簡単に行えるようになりました。
ASU/WELD-Expressパートのオフセットと法線方向の反転機能
  • 法線の反転により面外方向を変更することが出来ます。
  • 入力されたパート(サーフェス)の位置{表面、裏面、中立面}を選択すると、これに対応した板厚半分のオフセットが行われます。
  • 入熱領域分割、仮付け設定の容易化

    • 溶接線メッシュを複数パスに分解して入熱領域・仮付けの設定が出来るようになりました。
    • また、入熱領域の範囲指定はビューア上からピックができ、長い溶接線を複数パスへ分割、仮付け設定することが簡単になりました。
    ASU/WELD-Express 入熱・仮付け範囲設定
  • 溶接線メッシュ上で対応する溶接線や仮付けの始端要素、終端要素を選択設定することが出来ます。
  • 解析結果の個別表示機能

    • 解析結果を部品ごとに表示することが出来るようになりました。これにより、内側に入り込んだ部品の評価が行いやすくなります。
    ASU/WELD-Express 解析結果を部品ごとに表示設定
  • 必要なパーツのみを表示、参考パーツを半透明にするなど多彩な設定が可能です。
  • 解析結果のサンプリング点群機能

    • 解析結果で注目する位置にサンプリング点を配置することで、面外方向や節点反力を表やグラフで可視化することが出来るようになりました。
    ASU/WELD-Express 配置したサンプリング点における結果の表・グラフ

    解析結果の断面表示機能

    • 解析結果を変形表示した状態で断面表示を行うと、計測ツールバーを活用することで形状の計測が行いやすくなります。また、断面画像を資料に活用いただくことが出来ます。
    ASU/WELD-Express 断面表示機能
  • 断面(断面によるトリミング)と面内水平距離測定を行っています。
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