材料や構造の最適化を行い、高放熱・高寿命なモジュール設計を実現します。
パワーモジュールの需要が急速に増加しています。電気自動車、再生可能エネルギー、スマートグリッドなど、多様な分野での応用が拡大し、より高性能で信頼性の高いパワーモジュールが求められています。
パワーモジュールはスイッチングのON/OFFによってチップ発熱による温度上昇→冷却水への放熱による温度低下という繰り返し温度サイクルに晒され、このとき異なる材料間の界面では線膨張係数の違いにより繰り返し熱応力が生じます。これにより接合材やワイヤボンディングにダメージが蓄積され、やがて熱疲労による破壊につながります。
このような現象の評価には一般に熱サイクル・パワーサイクル試験を実施しますが、数か月の期間と大きなエネルギー消費を伴う場合があります。
ASTOMはパワーモジュールの寿命評価にフォーカスしたCAEソリューションをご提供しております。課題を事前に洗い出し設計パラメータの最適化により製品開発を支援します。