当社技術開発部の社員と共同研究者が「International Journal for Numerical Methods in Engineering」に論文を投稿し、123巻24号に掲載されることになりました。
本論文では、高温金属で問題となるクリープ現象に対して解析精度の向上を目的に、高度な弾塑性構成則とクリープ構成則を組み合わせた複合型構成則に基づくフレームワークを提案しました。例として、Ohno-Wang非線形移動硬化則とNorton-Baileyクリープ則を組み合わせた構成則を実装して、高温下のロケットスラスタノズルの熱応力・クリープ解析を実施し、本提案の実用性を証明しました。
論文は下記リンクから閲覧することが可能です:
https://doi.org/10.1002/nme.7108
Yasunori Yusa, Tomoshi Miyamura, Jun Yin, Kuniaki Koike, Takashi Ikeda, Tomonori Yamada.
Partitioned coupling framework to combine a kinematic hardening plasticity model and a creep model for structures in a high-temperature environment.
International Journal for Numerical Methods in Engineering, Vol. 123, No. 24, pp. 6170–6196, 2022.
