プロペラに着目した飛行性能の改善
我々はドローンの飛行性能を改善するため、これまでに広く検討されていたモーターやバッテリーではなく、プロペラの形状に着目しました。既製品形状に対して流体シミュレーションによる推力の評価を行ったところ、設計上の欠点が見えてきました。プロペラの再設計とシミュレーション評価を繰り返し行い、最終的には飛行時間を30%向上させることに成功しました。

既製品
従来広く使われているカーボン製のプロペラです。プロペラ表面は、流線型の曲面になっています。

改良品(特許出願中)
流体シミュレーションを活用して最適化したプロペラです。内外の表面形状を適切なバランスに整えることにより、飛行性能を向上させました。