株式会社先端力学シミュレーション研究所

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樹脂射出成形時の離型課題を事前に予測

キャビ取られ・白化・変形・擦れ ── 試作を重ねてからでは遅い離型トラブルを、設計段階で定量的に評価します。
 


 
 

こんな離型トラブルに、心当たりありませんか

試作段階になって初めて発覚し、金型の再加工やスケジュール遅延につながる離型トラブル。多くは設計段階での定量評価が難しいことが原因です。

1
キャビ取られ

製品が意図しない側の金型に残ってしまい、量産開始後もエジェクターの調整が続く。 

2
白化・擦れ

意匠面に細かな傷や白化が生じるが、原因が金型形状か温度差か切り分けられない。 

3
そり・変形

エジェクトの瞬間に製品が変形し、寸法や見た目の不良につながる。 

4
配置の根拠不足

エジェクターピンの本数・位置を経験則で決めており、変更の妥当性を説明しづらい。 

離型解析Edition EXでできること(解析イメージ)

実際の解析画面から抜粋した例です。エジェクターピンの配置から、キャビ取られの原因部位、応力分布まで、金型内部の挙動を可視化して確認できます。

Ejector Layout
エジェクターピン配置の可視化

金型形状に対するピンの本数・位置を3Dで確認し、配置バランスを事前に検討できます。 

Cavity-side Sticking
キャビ取られ原因部位の特定

抜き勾配・摩擦係数を変更した際の影響部位を丸印で明示し、対策の当たりをつけられます。 

Stress Contour
応力分布のコンター表示

製品各部の応力集中箇所をカラーマップで確認し、変形・白化リスクの高い部位を把握できます。 

機能紹介

抱き付き・キャビ取られの事前予測

固定側・可動側の荷重推移から、残留側を定量的に予測します。 

そり・変形/白化予測

エジェクタピンごとの荷重バランスを評価し、変形リスクを可視化します。 

傾斜コア・スライドユニット対応

斜め動作するコア・スライド機構の離型抵抗も個別に評価できます。 

流動解析の温度分布を反映

樹脂流動解析の結果を取り込み、高精度な予測を実現します。 

保圧履歴(PVT特性)の反映

圧力による密度変化を収縮量に反映し、離型抵抗の増大を再現します。 

収縮異方性(MD/TD)の考慮

流動方向による収縮の偏りやゲート位置の影響を定量評価します。 

部位別の摩擦係数設定

金型面を駒ごとに分割し、部位ごとの潤滑・仕上げ条件を反映できます。 

汎用CAE・経験則との違い

試作トライを繰り返す経験則や、離型専用機能を持たない汎用CAEと比較すると、設計段階での定量評価という点で違いがあります。

評価項目

汎用CAE

経験則

離型解析Edition EX

型開・イジェクト一貫解析

△

ー

○

アンダー処理

△  △ ○

キャビ取られ

×

△

○

突出バランス

△

△

 ○

PVT履歴の反映

×

ー

○

収縮異方性の考慮

△

ー

○

複数流動解析ソフト連携

△ ー ○
 

導入効果・ベンチマーク事例

自動車部品メーカー様
大物・複雑形状でのキャビ取られ検証

結果
傾斜コア・スライドコアを含む大物モデルでも、荷重確認・配置バランス検討に活用。 

電気・FA機器メーカー様
摩擦係数変更による対策の事前判断

結果
磨きで解決するか設計変更が必要かを、試作前に切り分けられることを確認。 

ご利用者様の声(試用評価より)

医療機器メーカー様|成形技術者

「固定側(キャビ側)へのトラレ、離型バランスの不備を検出でき、有用なフィードバックを型設計側に掛けられるのに役立つと感じました。」 

医療機器メーカー様|先進試作部門

「従来は経験則に基づいて行っていた結果、品質不具合や後戻りが発生していましたが、シミュレーションを行う事でいろいろと改善ができると思いました。」 

※医療機器メーカー様 先進試作部門(2名)による試用評価。実務適合性 平均4.2/5・総合満足度 平均4.25/5(5点満点)。

よくある疑問

実際のご相談でよくいただく質問を、カテゴリ別にまとめています。

  固定側・可動側それぞれの荷重推移をグラフ化し、どちらの荷重が先にゼロになるかで残留側を定量的に予測できます。抜き勾配や摩擦係数を変えた多ケース比較も可能です。

  金型面を駒(パーツ)ごとに分割し、部位別に摩擦係数を指定できます。コア部だけ潤滑条件を変えるなど、部位ごとの意匠面の擦れ対策検討が可能です。

  条件によって傾向が一致するケースと逆転するケースが確認されています。材料や成形条件によって精度傾向が異なるため、継続的な考察・チューニングを行っています。詳しくは事例集もご参照ください。

  標準搭載の十数種類の樹脂データで傾向把握は可能ですが、ガラス繊維入りなど特殊グレードは別途データが必要です。精度重視の場合はデータ作成から対応します。

  現状、回転抜きの動作自体には非対応です。ネジ部は製品をコア側に固定する役割として設定し、直動方向の離型工程のみを解析する運用となります。

  弊社ソフト「ASU/MOLD」に加え、Moldflow、3D TIMON、Moldex3Dの解析結果を取り込めます。今後対応ソフトの拡張も予定しています。

  可能です。受託解析のみの依頼にも対応しており、ソフト導入前の効果検証としてベンチマーク解析を実施するお客様が多くいます。

  標準版・EX版・PRO版の3グレードをご用意しており、買取のほか年間保守・年間サブスクリプションのプランも選択いただけます。用途・ライセンス形態によって異なりますので、詳細はお問い合わせの上、個別にお見積りいたします。

  操作マニュアルに主要パラメータの説明を記載しているほか、導入時のトレーニングやサポート窓口でのご質問に随時対応しています。実際のご利用者様からも同様のご要望をいただいており、画面内リファレンスの充実は今後の検討事項としています。

  コンター図の凡例に単位が表示される項目と、別途仕様書・マニュアルでご確認いただく項目があります。表示の分かりやすさについては、ご利用者様からのフィードバックをもとに改善を検討しています。

  標準搭載の十数種類に加え、材料データをお預かりして追加対応することが可能です。特殊グレードやガラス繊維入り材料など、個別にご相談ください。

導入ステップ

まずは無料のヒアリング・ご相談から。価格・プランの詳細は個別にお見積りいたします。

1

ヒアリング・ご相談(無料) 

2

デモ・評価解析 

3

ライセンス購入・セットアップ 

4

操作トレーニング・運用開始 

動作イメージ動画

関連情報

伝熱・構造連成解析ソフトウエア(ASU/V-Struct)

汎用CAEで困難な3つの非線形現象(材料/幾何/接触)を含む問題も安定して計算できます。 

樹脂流動解析ソフトウエア(ASU/MOLD)

樹脂射出成形時のトラブルを事前に予測し、金型設計の低コスト化と成形の効率化を実現します。 

開発サービス

解析にとどまらないソフトウェア開発サービスもご提供しています。既存の機能では対応できない課題解決やお客様の快適なCAEを実現するためのソフトウェアをお届けします。