試作レスを実現する
プレス成形シミュレーションソフトウェア
03-6304-1306
試作レスを実現する
プレス成形シミュレーションソフトウェア
プレス成形シミュレーションソフトウェアASU/P-form は、プレス成形時に直面するシワやワレ、スプリングバックなどの現象を正確に予測します。これらの現象は金型の調整や再設計を招くことになり、製造コストを高める大きなリスクになります。プレス成形シミュレーションは、このリスクを事前に取り除きます。
シワ鋼板が金型に引き込まれることによってできる局所的なたるみ
ワレ引き伸ばされて薄くなった鋼板にできるき裂
スプリングバック金型を外した際に鋼板の残留応力から起きる変形
ASU/P-formのプレス成形シミュレーションにより、製造プロセスが変わります。 成形時とワレに悩まされていたあるプレスメーカーでは、コストの大きい金型製作・試作を含む設計の試行錯誤を繰り返しており、 製品完成までに長い費用と時間を要していました。ASU/P-formのプレス成形シミュレーションは、その状況を一変させました。 すなわち、下図のように設計・試作プロセスをシミュレーションに置き換え、金型製作や試作コストを大幅に削減することに成功しています。
国産ソフトウェアとして15年以上の歴史をもつASU/P-formは、今日まで数多くのプレスメーカーのお客様にご利用いただいております。長年親しまれている充実した機能とサポートで、お客様の課題を解決します。
シミュレーションで予測されるシワやワレの発生部位に対して、引張・圧縮の状態を明示する成形限界線図をプロットし、設計を支援します。
金型を外した後のスプリングバック変形を可視化します。高張力鋼(ハイテン,ウルトラハイテン)は「Yoshida-Uemoriモデル(YUモデル)」を使用することで高精度化が可能です。設計形状との比較によって見込み補正をサポートします。
プレス成形時の工程をそのままに、前工程の影響を考慮した連続シミュレーションからひずみを予測します。
打ち抜き加工の最適なレイアウトを自動で見つけ出し、歩留まりを最小化します。
薄板のプレス成形だけでなく、厚板のプレス成形や鍛造に対応したシミュレーションにより、より幅広い製品に対応します。
シミュレーションにてトリムラインを算出し、設計時のトリムラインの精度を上げることで設計修正工数を削減します。ワンステップ法により簡単に製品展開ラインを算出することができます。
日本語に対応したユーザインターフェースとマニュアルのため、安心して操作を学ぶことができます。
シミュレーション結果を自動でレポート化して、解析ノウハウの蓄積をサポートします。
ASU/P-form開発チームでは、プレス成形シミュレーションソフトウェアが金型設計者の強力なツールとなるよう「誰でも」「簡単に」を実現するため、日々開発に取り組んでいます。
プレス成形シミュレーションソフトウェアASU/P-formは、発売以来多くのユーザー様に支えられ成長してきました。 開発当初の目標である「ユーザーフレンドリーで且つ、低コスト・高精度解析が可能なシステム」を現在も変わらず目標としています。 これからも国産という利点を生かし、ユーザー様の役に立つソフトウェア開発に努めていきたいと考えています。
近年、自動車の軽量化が急速に進み、ハイテン材やアルミ材のような難加工材が多く使用されるようになりました。金型製作現場では、成形過程において発生する不具合を解決するため多くの時間を費やしています。その解決策のひとつとしてプレス成形シミュレーションがあります。 金型製作前にPC上でシワ・ワレ・スプリングバック等の成形性を事前検証することで金型設計者の不安を解消し、さらに金型製作のリードタイム及びコストの削減を実現します。また事前に成形性の検証を行うことで、メーカーへの形状変更提案が可能となり、金型製作をスムーズに進めることが可能となります。
動的陽解法で準静的なプレス成形の問題を解く場合には、板材の振動などの精度問題があります。静的陰解法の場合には、時として計算の途中で計算が収束せずに破綻するという問題が発生することがあります。そこで、精度を保つためにRmin法を採用し、安定的に解を得ることを可能とした解析手法が『静的陽解法』です。ASU/P-formは、理化学研究所での基礎研究(板成形シミュレーション研究会・板成形利用技術研究会)を経て2000年に商品化されました。
商品化後もさまざまな機構や会社様の協力のもと、多数の公募の実施や論文発表を行ってきました。 高みを目指し続けてきたその機能が評価され、2004年には「平成16年度産学官連携功労者表彰」で「文部科学大臣賞」を受賞しました。 より「高精度」「低コスト」かつ「誰でも簡単に」を目標に進化し続けることがASU/P-formの目標であり、強みにつながっています。
体験セミナーでは、ソフトウェア商品の基本的な操作手順からシミュレーション結果分析までの一連の流れを無料体験いただけます。ソフトウェアのご購入検討にぜひご活用ください。
詳しくはこちら
導入サポートでは、ソフトウェア商品をご購入いただいたお客様に導入支援や教育トレーニングサービスをご提供します。初期のインストール作業やソフトウェアの操作、課題へのアプローチについて、技術スタッフがサポートします。
保守サポートでは、「Q&Aサポート」「技術サポート」「更新サポート」の3つのサービスをご提供します。製品や技術に精通した専門のオペレーターがお客様の課題解決ご支援します。